BOOKレビュー

3000年以上にわたるコナモン史において、ゴマンとある文献、書籍から、単純に個人的に気になったものだけ取りあげて、ご紹介する「コナモンBOOKレビュー」。

時代と環境

19● マレーシアの底力

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ザビナル=アビデイン=ビン=アビドゥル=ワーヒド

『マレーシアの歴史』

1983.8.30

マラッカはじめ、アジア通のトニーさんにお借りした一冊。

Tony's Net http://tonyjsp.com

マレー、華僑、インディアン、ヨーロピアン・・・人種の坩堝であるマレーシアの歴史には、

ジョホール帝国から、マラッカ海峡の商権をめぐるオランダ、イギリスの統治など、

深いものがあるようで、著者のお名前からして、歴史の重みを感じさせます。

2007年に世界遺産登録をうけたマラッカには、当時のおもかげも色濃く残っていて

ストリートを歩いているだけでもワクワクします。

もちろん、屋台系、インディアン系、中華系のコナモンは目を見張るおいしさです!

04● 縄文のロマン

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縄文人の道具
小林達雄編
講談社
1988.11


先日も総合地球環境学研究所の内山純蔵さんのもとへ、縄文時代のコナモンについて教えていただきにおじゃましたところですが、そこでご紹介いただいた1冊。

今は亡き佐原先生監修の立派なご本だが、透かし彫りの耳飾りや玉類や土偶の文様など、美しさにみとれてしまいます。

直径16センチから、大きいものでは45センチくらいの石皿と磨石もたくさん登場します。これでドングリを細かくしていたのでしょうね。石皿の窪み具合が滑らかでいいですね。

縄の紋だけでなく、貝殻、魚の骨、オオバコの茎・・・さまざまな身の回りの素材を生かした文様は、現代でももったいないくらいの、ビューティフルな工芸です。

E・S・モースが名づけたという縄文時代。もどれるなら、この時代に生きてみたいものですよね。

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