BOOKレビュー

3000年以上にわたるコナモン史において、ゴマンとある文献、書籍から、単純に個人的に気になったものだけ取りあげて、ご紹介する「コナモンBOOKレビュー」。

2010年01月

17● お手軽、でも本格インディア

100126_0944~01
水野仁輔
『インドカレーキッチン』
2009.6.22
マーブルブックス

私のインドの師匠、導師である水野さんの一冊。
わかりやすさ、お手軽感、おいてるだけでおしゃれ・・・の三拍子そろった・・というと
軽々しく聞こえるかもしれませんが、ほんとにそうなんです。

表紙をとった濃い絵柄と同じデザインのお洋服をきてる水野さんがインドをぶらついてる
写真もすてき。

なぜか、おやすみ前に読むのもありです。

16● インド人の感覚とは

100126_0943~01
宮元啓一・石飛道子
『インド人の頭の中』
2003.5.10
講談社

今回の旅のためにわざわざ買った一冊。

なのでまだ読み終わっていないけど、たとえば数の感覚の一例として
1アッダーパルヤウバマ
という単位。
1ヨージャナ(約10km)の立方体の箱に生まれたばかりの羊の毛をぎっしり詰め込んだ
そのなかから、100年に1本ずつぬいていって、箱が空になるまでの時間の単位らしい。

てなふうに素人にもわかりやすいというか、とんでもないインド宇宙の一端をわずかでも実感
させてくれる一冊。

15● Authentic Recipes from INDIA

100126_0943~02
Narula | Singh | Mulkani | John
 『Authentic Recipes from INDIA』
PERIPLUS Singapore

数年前、シンガポールで買った本が今頃、役立っている。
インド料理のレシピ集だが、歴史の紹介や、スパイスのこともおさえて、
しかも見せ方がおしゃれ、というか、キレイになりすぎない程度に洗練されたコーディネイトが
きいている。
ロティ・パラタ、ドーサ、アッパム
粉もんもきちんとおさえらえていて、器もクロスなど小道具まで美しい。

14● インドの美味礼賛

100126_0945~01
小磯千尋・小磯学
世界の食文化8 『インド』
2006.3.25
農文協

石毛先生監修のこのシリーズは、海外にいくものには必携、必読の書。
とくに今回南西インドをめざす私には、ありがたい一冊である。
なぜなら、著者が滞在したマハーラーシュトラの家庭内の食事が主婦的目線で明瞭に
記録され、しかも道具や外食や、もちろんスパイス、食材にいたるまで、
まさに、かゆいとこに手が届く情報が満載だから。

現代の変わりつつあるインドと、変わらぬインドの食事情は、読み物としても興味深い。

13●インドで考える

100126_0943~03

堀田善衛

『インドで考えたこと』

1957.12.19

岩波書店

インドに初めて行くのが決まってから、心はインド一色になっている。

そこらのアジア、そこらの欧米に行くのとわけがちがうような予感がする。

嬉しい緊張、嬉しい悲鳴が向こうで待っているだろうから、それなりに万全に準備したい。

とりあえず、この古典をさがした。なんてことないエッセイかもしれないが、半世紀前の日本人の

インドの感触はつかめる。

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